OfferBox(オファーボックス)は、約24万人の就活生が利用している王道の逆求人サイト。
大手からベンチャーまで19,000社以上が登録しており、スカウトの一斉送信機能がないため、さまざまな業界から本気のオファーが受け取れます。
ただし、ライバルとなりうる登録学生の数が多い点や、大手ばかりからスカウトされるわけではない点がデメリット。
本記事では、実際にOfferBoxを使って就活生をスカウトしていた日系大手メーカーの元人事が、デメリットも踏まえて評判・口コミを徹底解説します。
大手企業の利用率&スカウトの本気度を重視するならOfferBox一択!
正直、一番質が高い逆求人サイトだと思います。
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目次
オファーボックスは「さまざまな業界から本気スカウトがほしい人」にオススメ
OfferBox(オファーボックス)は、約24万人の就活生が利用している王道の逆求人サイト。
登録&プロフィール入力すれば、さまざまな企業からオファー(スカウト)が届きます。
OfferBoxは、数ある逆求人サイトの中で登録企業数No.1を誇り、大手企業の利用率が高いのが特徴です。
また、他サイトでよくある「一斉送信機能」がないため、本気度の高い個別スカウトが受け取れます。
- 平均41社からスカウトが届く(プロフィール入力率80%以上の場合)
- 東証プライム上場企業の約7割が利用
- 1to1の特別スカウトが届く(一斉送信機能なし&送信上限あり)
- 学歴によるオファー受信の偏りなし
- スカウトを待つだけでなく、自分から企業へアピールできる機能あり
OfferBoxを利用している企業は以下の通り。
大手を含め、さまざまな業界からオファーがもらえるため、「就活の視野を広げたい」「自分にあう企業からの本気スカウトがほしい」という方にオススメです。
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オファーボックスの仕組み|登録後の流れ
OfferBoxの登録は3分で簡単にできます。
登録後はプロフィールを入力して、企業からのオファーを「待つだけ」。
企業からオファーが届いたら、「オファー承認ボタン」を押し、簡単に一言添えて返信すれば、そのまま面談や選考に進めます。
もしオファーに興味がなければ、そのままスルーしてOK。お断りのメッセージを送る必要はありません。
プロフィール入力には時間がかかるかもしれませんが、少しずつ埋めていけばOKです。
就活を進めていくうちに自己PRの内容が変わることはよくあるため、最初から完璧を目指さず、まずは60点くらいの気持ちで書いてみましょう。
なお、OfferBoxは登録から利用まで完全無料。費用は一切かかりません。
また、アプリもあるため管理がしやすいのも魅力。通知を見逃す心配もありません。
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オファーボックスのメリット
他の逆求人サイトと比較した際のメリットは次の5つです。
1.登録企業数が圧倒的に多い(平均41社からスカウト)
2.大手企業の利用率が高い(東証プライムの7割が利用)
3.一斉送信機能がない&送信上限がある
4.自分の強みがわかる適性検査が無料で受けられる
5.自分から企業へアピールすることもできる
それぞれ詳しく解説していきます。
1.登録企業数が圧倒的に多い(平均41社からスカウト)
OfferBoxに登録している企業は19,000社以上。数ある逆求人サイトの中で登録企業数No.1を誇ります。
「登録企業数が多い=さまざまな企業に自分のプロフィールを見てもらえる、多くの企業からのスカウトが期待できる」ということです。
事実、OfferBoxの平均オファー受信数は41社(プロフィール入力率80%以上の場合)。
他の逆求人サイトより、スカウトされる可能性が高いのがメリットです。
2.大手企業の利用率が高い(東証プライムの7割が利用)
OfferBoxは、大手企業の利用率が高いのも魅力。
東証プライム上場企業の約7割が利用しているため、大手企業からのオファーが期待できます。
東証プライム上場とは
東京証券取引所の市場区分(プライム・スタンダード・グロース)のうち最上位の市場。
東証プライム上場=大手企業と考えてOK。昔は東証一部と呼ばれていました。
私が日系大手メーカーに勤めていたときも、OfferBoxを使っていました。
OfferBoxは逆求人サービスの中でも歴史があり、登録学生数が多いため、保守的な大手企業も参入しやすいのです。
3.一斉送信機能がない&送信上限がある
OfferBoxには、他サイトでよくある「一斉送信機能」がありません。
一人ひとりに個別でオファーを送る仕組みのため、他の逆求人サイトよりも熱意の高いスカウトが受け取れます。
また、スカウト送信数にも上限があるため、企業側が手当たり次第にオファーすることもありません。
適当なスカウトではなく、自分をきちんと評価してくれている企業からのスカウトだけ受け取りたい方はOfferBoxがオススメです。
4.自分の強みがわかる適性検査が無料で受けられる
OfferBoxに登録すれば、「適性診断AnalyzeU+(アナライズユープラス)」が無料で受けられます。
全251問(所要時間30分)で自分の強みがわかるため、自己分析を深めたい人や、自己PRの内容に困っている人にはとくにオススメです。
- 社会人基礎力(計11項目)
主体性/ 働きかけ力/ 実行力/ 課題発見力/ 計画力 など - 次世代リーダー力(計14項目)
やり抜く力/ 物事を極める力/ 切り替える力/ 他者や組織を動かす力/ 共感力 など
5.自分から企業へアピールすることもできる
逆求人サイトは基本的に、企業からのスカウトを「待つだけ」。
なかなかスカウトがこなくても、自分から企業にアプローチすることはできません。
しかし、OfferBoxには「私を見て」機能があるため、自分から企業へアピールすることが可能です。
トップ画面に表示される「あなたにマッチした企業」に対して、興味があること&オファーを受けたいことをアピールできる機能
- プロフィール入力率60%以上、かつログイン30日以内の場合のみ使える
- 「あなたにマッチした企業」はAIが抽出(最大4社表示、1~2週間に1回更新)
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オファーボックスのデメリット
他の逆求人サイトと比較した際のデメリットは次の5つです。
1.登録学生が多い=ライバルが多い
2.大手ばかりからスカウトされるわけではない
3.プロフィールをある程度入力しないとスカウトされない
4.定期的にログインしないとスカウトされない
5.一度にオファー承認できる企業数が限られる
それぞれ詳しく解説していきます。
1.登録学生が多い=ライバルが多い
OfferBoxは人気の逆求人サイトだからこそ、ライバルとなりうる学生の数が多いのも事実。
そのため、一部の優秀な学生にオファーが集中する可能性が考えられます。
前述のメリットで挙げた通り、企業数が多い&平均スカウト受信数が多いのも事実ですが、人によってオファー数に差が出る可能性があるでしょう。
2.大手ばかりからスカウトされるわけではない
OfferBoxは大手企業の利用率が高いのが特徴です。
しかし、大手企業や有名企業ばかりからスカウトされるわけではありません。
むしろ割合としては、中小企業やベンチャーからのスカウトの方が多いでしょう。
なぜなら、大手企業の利用率が高いとはいっても、日本企業のほとんどは中小企業で、OfferBoxに登録している企業もほとんどが中小企業やベンチャーだからです。
・OfferBoxの利用企業数は19,000社以上
・東証プライム上場企業の約7割(=約1,100社)がOfferBoxを利用
つまり、OfferBoxの利用企業のうち大手企業は約5.8%(1,100社/19,000社)
OfferBoxのスカウト受信数の平均は41社ですが、そのうち大手企業からのスカウトは2〜3通程度と、あまり期待しすぎず活用するのがオススメです。
3.プロフィールをある程度入力しないとスカウトされない
OfferBoxでは、プロフィール入力率が高い人ほど上位に表示される仕組みになっています。
そのため、プロフィールをあまり書いていない状態だと、スカウトどころか、プロフィールを見てもらうことすら叶いません。
また、プロフィールの情報量が少ないと、企業側はオファーを送るべきか判断できません。
最低でも以下の項目は必ず埋めるようにしましょう。
- 顔写真
- 自己PR
- 適性診断AnalyzeU+
OfferBoxに限らず、逆求人サイトは登録後のプロフィール入力が必須。
面倒かもしれませんが、時間をかけて入力することが他の学生との差別化につながります。
4.定期的にログインしないとスカウトされない
OfferBoxでは、アクティブユーザーが上位表示される仕組みになっています。
そのため、定期的にログインしないと企業からスカウトされません。
毎日ログインとまでは言いませんが、少なくとも1〜2週間に1度はログインするようにしましょう。
▶︎OfferBoxでオファーがこない人5つの特徴|元人事が対処法を解説
5.一度にオファー承認できる企業数が限られる
OfferBoxでは、オファーを受けられる「オファー枠」が最大15社までと決められています。
オファー枠に空きがない状態だと、企業からスカウトを受け取ることができません。
1で解説した「優秀な学生にオファーが集中する」というデメリットを解消するためのルールだとは思いますが、たくさんスカウトされる人からしたら不便でしかありません。
オファー枠がいっぱいにならないよう、選考が終わった企業や途中で辞退した企業など、不要になったオファー承認は都度取り消し、機会損失を減らす作業が必要です。
参考:OfferBoxヘルプ「オファー枠がいっぱいになったら」
オファーボックスの評判・口コミ
実際にOfferBoxを使った人はどう感じているのか、良い口コミ・悪い口コミの両方をご紹介します。
良い口コミ
オファーがたくさんくる・優良中小企業と出会える・意外と大手からもスカウトされるという口コミが目立ちました。
オファーボックスから死ぬほどオファー来るのなんで
— ゆんゆん@26卒 (@kazkaz_2025) April 16, 2024
オファーボックスってビビるほどオファー来るよね全然聞いたこともない企業もたくさんだけど
— まいにゃん@26卒 (@ganbaru_nee) September 3, 2024
この時期のオファーボックス、中小だけど面白いことやってる企業がたまにくるから見てしまう
— Fラン大学就活太郎@25卒 (@F36499) August 21, 2024
中小でもクソホワイトなとこもあるよ
オファーボックスでインターンのオファーきた中小、平均残業時間月7時間とかやったぞ— ⏰💙 (@manage_mange) May 22, 2024
オファーボックスやってて初めて大企業からオファーきた
— ta@26卒 (@dmjtawd) May 31, 2024
オファーボックスさんさんからオファーきたけど大手からくるんやな
— 現代最強のぱんちゅうさぎ@26卒 (@jachicoggg) September 24, 2024
悪い口コミ
オファーが全然こない・知らない企業ばかり・オファー枠に上限があるのが不便という口コミが目立ちました。
また、OfferBoxに限ったことではありませんが、失礼なメッセージを送ってくる企業もあるようです…。
オファーボックス全然オファー来ないんだけど、原因なんだろう…プロフィールはほとんど埋めてるはずなのにな
— あんな@26卒 (@anna___26s) September 2, 2024
オファーボックスの適性診断やったらこれで鬱
急に企業からのオファー減ったの台パンものやろ pic.twitter.com/YfLkkmnNDS— よこでん (@yokoden_DTline) April 3, 2024
オファーボックス入れてみたけど、全然知らん企業からしかスカウトこやんけど、こんなもん?
誰か良いスカウトアプリ?知りませんか??— エル@26卒 (@ooee_do0) October 7, 2024
オファーボックス15社しか使えんの地味にだるい
選考途中だと無理に辞退できんし— ゆ@26卒 (@tgu1315) July 10, 2024
オファーボックスでこんなの来てウケる pic.twitter.com/lAagAogwl0
— クロ白 25卒 (@Voz04o) July 31, 2024
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オファーボックスでよくある質問【Q&A】
最後に、OfferBoxでよくある質問に答えていきます。
1.費用はかかる?
2.既卒は使える?
3.何年生から登録できる?
4.オファーはいつから増える?
5.キミスカとどっちがいい?何が違う?
それぞれ解説していきます。
1.費用はかかる?
学生は完全無料で使えます。
登録もその後の利用も、すべての機能が無料です。
2.既卒は使える?
OfferBoxは既卒・第二新卒・社会人は使えません。
新卒学生専用の逆求人サイトです。
3.何年生から登録できる?
OfferBoxは大学2年生の2/1から登録できます。
ただし、企業からスカウトが届くのは2ヶ月後の4/1からです。
4.オファーはいつから増える?
大学3年生の5月頃からオファーを送る企業が増えはじめ、広報解禁の3月頃にピークを迎えます。
ただし、時期によってオファー内容が変わるため、最大限に活用するなら大学3年生の夏から就活を終えるまで、長期にわたって活用するのがオススメです。
▶︎逆求人サイトはいつから使う?スカウトが増える時期を元人事が解説
5.キミスカとどっちがいい?何が違う?
個人的には、大手志向ならOfferBox、ベンチャーやスタートアップも気になるならキミスカオススメです。
キミスカは一斉送信機能があるものの、スカウトがゴールド・シルバー・ノーマルの3段階に分かれており、企業の本気度がわかりやすくなっています。
また、キミスカは適性検査の質が高いため、自己分析を深めたい人にもオススメです。
OfferBox | キミスカ | |
スカウト | ・熱意のある個別オファーが届く ・平均41社からスカウト ・一斉送信機能なし |
・3種のスカウトで企業の本気度がわかる ・平均7社からスカウト ・一斉送信機能あり |
登録企業数 | 大手からベンチャーまで 19,000社以上 |
ベンチャーやスタートアップ中心 6,500社以上 |
適性検査 | 社会人基礎力や次世代リーダー力などの強みがわかる | 性格・価値観・職務適性など、多角的に分析できる |
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より多くの企業に自分のプロフィールを見てもらうため、逆求人サイトは複数サービスを併用するのが基本です。
1つに絞る必要はないので、気になるサイトがあれば2〜3つほど登録してみましょう。
オススメの逆求人サイト7選は、以下の記事で紹介しています。
▶︎逆求人サイトおすすめランキングTOP7|元人事が厳選&徹底比較
まとめ:オファーボックスは就活生なら必ず登録しておきたいサービス
OfferBoxの特徴をまとめると以下の通り。
◯登録企業数&大手企業の利用率No.1!
◯本気度の高いスカウトが平均41通も届く!
△ライバルとなりうる登録学生の数が多い
△大手ばかりからスカウトされるわけではない
大手からバンバンスカウトされる、というわけではありませんが、登録企業数・大手企業の利用率・スカウトの本気度を重視するならOfferBox一択。
また、口コミにもあった通り、隠れ優良中小企業に出会えるのもOfferBoxの魅力です。
「大手を含め、さまざまな業界からの本気スカウトがほしい」という方は、ぜひOfferBoxを活用してみてくださいね。
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なお、OfferBoxを含むオススメの逆求人サイトランキングは以下の記事で紹介しています。
他の逆求人サイトも気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
▶︎逆求人サイトおすすめランキングTOP7|元人事が厳選&徹底比較
あなたの就活が上手くいきますように。
本記事が少しでもお役に立てていれば幸いです。