
でも、どう返信したらよいのだろう?
今後の選考に響きそうだから、失礼のないようにしたい…。

スカウトを断る場合は、どのように返信すべき?
「OfferBox」や「キミスカ」など、逆求人型の就活サイト経由で企業からスカウトがきた場合、どのように返信したらよいか悩んでしまう人は多いと思います。
そこで本記事では、東証プライム上場企業で19卒〜23卒の採用担当をしていた筆者が、「スカウトを受ける場合」と「スカウトを断る場合」の返信テンプレートをご用意しました。

・「スカウトを受ける場合」の返信テンプレート
・「スカウトを断る場合」の返信テンプレート
・実際にスカウトを送っていた人事の本音
目次
スカウトを受ける場合の返信テンプレート

スカウトを受ける場合は、企業のオファー内容によって次の3パターンに分けられます。
1.面談に招待された場合
2.選考に招待された場合
3.質問がある場合
それでは、各パターンのテンプレートをご紹介します。ぜひコピペして使ってみてください。
例文1.面談に招待された場合
この度は、スカウトのご連絡をいただき誠にありがとうございます。
貴社の採用サイトを拝見し、非常に魅力を感じました。
ぜひ一度、面談の機会をいただければと思いますので、差し支えなければ今後のスケジュール等をご教示いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
例文2.選考に招待された場合
この度は、スカウトのご連絡をいただき誠にありがとうございます。
貴社の事業内容を拝見し、大変魅力を感じました。
ぜひ選考に参加させていただければと思います。
差し支えなければ、今後のスケジュール等をご教示いただけますでしょうか?
何卒よろしくお願いいたします。
例文3.質問がある場合
この度は、スカウトのご連絡をいただき誠にありがとうございます。
貴社の企業理念に大変共感し、とても魅力を感じました。
ぜひ選考に参加したいと考えているのですが、一点質問がございます。
私は関東エリアでの勤務を希望しているのですが、貴社では転勤や他エリアでの勤務となる可能性もあるのでしょうか?
お手数ではございますが、ご返信いただけますと幸いです。
返信のポイント
スカウトを受ける場合、「返信のマナーってあるのかな…?」と不安に感じたり、「企業に悪い印象を与えないようにしないと…!」と気負ってしまったりするかもしれません。
しかし実際は、「YESかNOか知りたいだけ」というのが人事の本音です。返信内容がその後の選考に影響することはありません。
そのため、細かい文章表現は気にしなくて大丈夫。「面談や選考に参加したい」という意思が伝われば問題ありません。

スカウトを断る場合の返信テンプレート

スカウトを断りたい場合は、基本的に返信しなくてOKです。
「返信せずに放置しておくのが心苦しい…」という人のみ、次の2パターンのテンプレートを使ってみてください。
1.辞退理由は言わずに断る
2.他の選考を優先して断る
それでは、各パターンのテンプレートをご紹介します。
例文1.辞退理由は言わずに断る
この度は、スカウトのご連絡をいただき誠にありがとうございます。
大変魅力的なオファーではあったのですが、熟考の結果、辞退させていただきたく存じます。大変申し訳ございません。
末筆ですが、貴社の益々のご発展を心よりお祈りいたします。
例文2.他の選考を優先して断る
この度は、スカウトのご連絡をいただき誠にありがとうございます。
大変申し訳ございませんが、現在選考が進んでいる企業が複数あるため、今回はスカウトを辞退させていただきたく存じます。大変申し訳ございません。
末筆ですが、貴社の益々のご発展を心よりお祈りいたします。
返信のポイント
先ほど説明した通り、スカウトを断りたい場合は返信しなくてOKです。
スカウトの返信期限が過ぎれば、自動的に辞退の旨が企業側へ伝わる仕組みになっているので、放置して問題ありません。

チャット上でのやりとりなら気軽に返信してOK

今回は、「スカウトを受ける場合」と「スカウトを断る場合」の返信テンプレートを紹介しました。
スカウトを受ける場合はテンプレートを活用して簡潔に返信、スカウトを断りたい場合は返信しなくてOKです。
就活サイト上のチャット形式であれば、メールや手紙のようにマナーを気にする必要は全くありません。今回のテンプレートを活用して、気軽に返信してみましょう。