【理系院生】就職が決まらない7つの原因と対処法|院卒の元人事が解説

理系
就職先が決まらない…
研究室推薦もないし、どうしたらいい?

理系院生でなかなか就職が決まらないのは、理系院生ならではの戦い方をしていないから。

研究で忙しい理系院生が、文系や学部生と同じやり方で就活するのは無理がありますし、せっかくの専門性とスキルを活かさないのは非常にもったいないです。

本記事では、理系院卒 × 日系大手メーカーの元人事 × 国家資格キャリアコンサルタントの筆者が、理系院生ならではの戦い方を解説します。

元人事Mayuka
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就活に苦戦した私の失敗談もご紹介しますので、ぜひ反面教師にしてください!

 

 

理系院生が「学部生と同じ戦法」で就活するのは無理!

理系の大学院生が、文系や学部生と同じやり方で就活するのは非現実的

朝から晩まで研究で忙しく、学部生と比べて、自己分析・企業研究・面接対策に割けられる時間が圧倒的に少ないからです。

一般的に就活は、「時間をかけたもの勝ち」の世界。

過去の経験をとことん深掘りして精度の高い自己PRを仕上げ、さまざまな業界や企業と出会い、ESや面接対策を徹底し、ある程度エントリーの「量」をこなした人が、早期内定や納得内定を勝ち取ります。

そのため、就活に時間を割けられない理系院生はかなり不利。

誰よりも学業や研究に励み、高い専門性とスキルがあるのに、「忙しいから不利」だなんて、とても理不尽ですよね

だからこそ理系院生は、他の就活生と戦い方を変える必要があります。

就職が決まらないのは、あなたの能力やポテンシャルが低いわけではなく、理系院生ならではの戦い方をしていないから。

専門性やスキルの高い理系院生が、学部生や文系と同じ土俵で戦う必要はありません。

理系院生だからこそ、研究経験を最大限に活かせて、最短ルートで内定獲得できる「アカリク就職エージェントを活用しましょう。

「理系院生ならではの戦い方」で内定獲得しよう!

アカリク就職エージェント

前述の通り、専門性やスキルの高い理系院生が、学部生や文系と同じやり方で就活したり、同じ土俵で戦う必要はありません。

理系院生だからこそ、研究経験を最大限に活かせて、最短ルートで内定獲得できる「アカリク就職エージェントを活用しましょう。

アカリク就職エージェントの特徴
  • 理系院生の就活支援に特化(理系就活の支援実績15年以上)
  • 院卒のキャリアアドバイザーが多数在籍
  • 大手企業からニッチトップ企業まで、幅広い求人を保有
  • 利用者の面接通過率は8割以上(ES添削や面接対策のサポートが手厚い)
  • 最短2週間で内定獲得できる

 

理系院生の就活を熟知したキャリアアドバイザーが、あなたの希望や強みを引き出し、研究内容やスキルを活かせる企業を厳選して紹介してくれます。

ES添削や面接対策も徹底サポートしてくれるため、就活ノウハウがなくても大丈夫。

アドバイザーとの初回面談の時間さえ確保すれば、あとはスムーズに就活を進められます

元人事Mayuka
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初回面談はWebまたは電話平日の夕方や土日もOKです!

紹介企業の事例は以下の通り。アカリク就職エージェントを活用すれば、大手企業やニッチトップ企業の内定が目指せます。

アカリク就職エージェント紹介企業

せっかく大学院まで進んだのに、学部生と同じ就活サービスしか使っていないのはもったいない

「アカリク就職エージェント」を使えるのは理系院生の特権です。ぜひこの機会に活用してみてくださいね。

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元人事Mayuka
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「就活に時間をかけられない」なら「プロの力を借りる」。理系院生に特化したサービスを使い、学部生とは違う戦法で戦いましょう!

【実体験】理系院生だった私が就活に苦戦した原因7選

ここからは、理系院生だった私が就活に苦戦した理由をご紹介します。

当時は自分なりに頑張っていたつもりでしたが、人事を経験した今だと「そりゃ就職決まらないよな〜」と痛感します…。ちなみに、当時のプロフィールはこんな感じ。

  • 旧帝大(農学研究科・修士)
  • インターン参加経験なし(3社だけ応募して全部ES落ち)
  • 食品メーカー志望
  • 研究職も見つつ、文系就職希望
  • エージェント利用なし(今ほど普及していなかったので存在を知らなかった)
元人事Mayuka
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ぜひ反面教師にしてください!

1.高学歴だからなんとかなるだろうと慢心していた

正直、就活を舐めていました。

旧帝大だから足切りされることはないし、「どこかしらの会社には入れるだろう」とかなり楽観視していたのが最大の敗因です。

15社くらいしかエントリーしていなかったですし、企業説明会に参加しただけで就活した気になっていました。

しかも、ろくに企業研究せずES提出、ノー勉でWebテスト受験

その結果、書類選考や一次面接ですぐ脱落。

持ち駒が減ってきてからようやく、「あれ、このままじゃヤバいかも…」と焦りはじめました。

留学や長期インターンなどの輝かしい経験もないのに、なぜか学歴だけでいけると思っていた私。

就活は高学歴同士の戦いであることに気づくのが遅すぎました…泣

元人事Mayuka
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2.最初から業界をしぼりすぎた

「農学研究科だから食品業界!」と安直に考え、他業界を見ることなく、食品メーカーや飲料メーカーにしかエントリーしなかったのも失敗でした。

「就活初期から業界をしぼりすぎること」だけでもよくないのに、しぼった先がめちゃくちゃ倍率の高い人気業界だなんて、我ながら無謀すぎる…。

そして1で触れた通り、ろくな対策もせず挑んだこともあって食品業界は全落ち

修士2年生の5月になってから、あらためて自己分析&他業界も見はじめ、なんとか内定獲得することができました。

最初からいろんな業界を見ていれば、全落ちして病むこともなかったな〜と思います。

3.倍率の高い大手企業しかエントリーしなかった

研究で忙しく、企業探しする時間がなかった(というより捻出しようとしなかった)ので、エントリーしたのはもともと知っていた企業ばかり

ろくに就活していない私でも知っている企業ということは、知名度&倍率の高い難関企業ということ。

優良中小企業を探そうともせず、有名企業ばかりにエントリーするなんて、身の程知らずというか、傲慢というか…。

理想が高い&企業探しに時間をかけなかったのが失敗でした。

元人事Mayuka
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結果、大手メーカーに新卒入社してはいるのですが、第一志望だった食品業界の中小企業も見ておけば、もっと早くNNTから抜け出せたかもと思います。

4.研究経験を活かせる民間企業はないと思い込んでいた

メーカー総合職として新卒入社した私ですが、就活初期は公務員(研究員)と文系就職とで少し悩んでいました

当時の私
当時の私
研究経験を活かさないのはもったいないかな…?でも、やりたいのは商品企画や広報の仕事だし。それに、自分の専門性(生態学)や知識を活かせる民間企業なんてないだろう。

と当時は思っていましたし、

研究室の仲間
研究室の仲間
これまでの研究を活かしたいなら、民間就職じゃなくて公務員か博士進学!

というのが研究室内での考え方でした。

ただ、人事を経験した今ならわかるのですが、企業側は専門性や知識より研究への取り組み姿勢を重視し、研究で培った論理的思考力や問題解決力などの社会人基礎力とポテンシャルを求めています。

「研究に直結する仕事」はたしかに少ないかもしれませんが、「研究経験を活かせる仕事」は民間企業にもたくさんあることを当時の私は知りませんでした。

結果的に私は文系就職を選びましたが、エージェントに相談していればもっと楽に就活できたし、研究経験を活かせる企業と出会えたかもしれないという後悔は少しだけあります。

そのため、私のようにニッチな分野を専攻している人こそ、理系就活に強いアカリク就職エージェントを使ってみてほしいです。

元人事Mayuka
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研究で忙しい中、自力で企業探しするのは無理ゲー。将来の選択肢をひろげるためにも活用してみてくださいね。

5.堂々と自己PRするのに抵抗があった

勝手に「理系あるある」だと思っているのですが、研究のことならいくらでも話せるのに、自分のことを話すのは苦手じゃないですか

研究にまつわる事実や根拠ならうまく説明できるのに、自分の想い・強み・過去の経験を語るのは苦手。

真摯に研究と向き合っているからこそ嘘や誇張が大嫌いで、「自己PRやガクチカを盛るなんて捏造じゃん!」と思っていました。

その結果、面接ではただただ素直に受け答えするだけ。

謙虚と卑屈をはき違えて、受け身の姿勢で就活に取り組んでいたのが敗因だったと思います。

元人事Mayuka
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就活は、企業に対して自分を売り込む「営業」なのに!

人事を経験した今ならわかるのですが、自己PRで大事なのは、「私ってすごいでしょ!」とドヤ顔アピールすることではなく、「私は貴社の求める人物像とマッチしてますよ〜!」と堂々と論理的に伝えること

「恥ずかしい」「自信がない」など、あなたの心の内や葛藤なんて面接官は知りません。

いま思えば、「自分なんて大したことないし、恥ずかしいから自己PRできない」というのは、就活から逃げているのと一緒でした。

もし、過去の私のように自己PRが苦手な人は、以下の記事を読んでみてください。自己PRのポイントや、企業側の視点がわかります。

元人事Mayuka
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大学院だと周りのレベルが高すぎて、他の人にまさる強みなんてないと思い込んでいる人も多い気がします。

6.企業が見ているポイントを知らなかった

5ともつながりますが、企業が見ているポイントや質問の意図を知らなかったのが、就活に苦戦した大きな理由だと思います。

自己PRではキャッチーでそれっぽい実績を伝え、ガクチカでは素直に一番頑張ったことを話し、志望動機ではただただ媚を売り…。

そんなんじゃ内定がでないのは当然ですし、いま思えばあまりにも無知でノープランでした。

私の場合、就活後半になってやっと自分の無策ぶりに気づけましたが、最初から企業側の視点を知っていれば、すぐにNNTから抜け出せたと思います。

就活3大質問ともいわれる自己PR・ガクチカ・志望動機のポイントは以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

7.「お祈り=否定」だと思って落ち込みすぎた

不採用になったとき、必要以上に落ち込みすぎたのもよくなかったと思います。

就活はしょせん「相性ゲー」なのに、当時の私は自分の存在やこれまでの経験を全否定された気持ちになっていました。

書類選考で落とされたら「直接会って話す価値もないのか…」とへこみ、何回か面接したうえで落とされたら「いろいろと話を聞いたうえで否定するのか…」と絶望。

しかし、人事を経験したことで「不採用=個性や能力の否定」ではないということに気づけました。

不採用の要因は、「相性が悪かった」「準備やアピールが足りていなかった」のいずれかです。

どんなに優秀な人でも、求める人物像とマッチしていなかったり、やりたいことと会社の方向性がズレていれば不採用になります。

もし当時「相性が悪かっただけ」と上手に切り替えられていれば、立ち止まることなく挑戦し続けられ、もっと早くに内定獲得できていたと思います。

まとめ:無い内定の現状を今すぐ変えたいなら、理系就活のプロに相談しよう!

理系院生でなかなか就職が決まらないのは、理系院生ならではの戦い方をしていないから。

専門性やスキルの高い理系院生が、学部生や文系と同じやり方で就活したり、同じ土俵で戦う必要はありません。

理系院生だからこそ、研究経験を最大限に活かせて、最短ルートで内定獲得できる「アカリク就職エージェントを活用しましょう。

プロの力を借りれば、自分にあう企業がすぐに見つかり、ES添削や面接対策によって面接通過率が大幅UPします。

  • 企業探しする時間も、就活ノウハウを調べる時間もない
  • 自分の強みややりたいことはわからない、でも研究経験は活かしたい
  • 博士に進む先輩や同期が多くて、就活相談できる人がいない

という方こそ、ぜひ活用してみてくださいね。

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あなたの就活が上手くいきますように。

本記事が少しでもお役に立てていれば幸いです。