
OfferBoxでオファーされたら、積極的に承認するのがオススメです。
そこまで志望度が高くなくても、以下の3つのメリットが得られます。
「とりあえず」でオファー承認するメリット
- 詳しい話を聞いてみたら、意外と自分にあう会社かもしれない
- 特別選考ルートにのれて、早期内定が目指せる
(内定が一つあれば、自信をもって他社の選考に臨める) - 「オファー承認数が多い、アクティブで優秀な学生」と思われ、他社からのオファーが増える
「とりあえず話だけでも聞いてみるか…」と思っていた会社が、後々の内定先や入社先になることもあります。
オファー承認後、状況や気持ちが変わったら「オファー取り消し」も可能です。
本記事では、実際にOfferBoxを使って新卒採用していた日系大手メーカーの元人事が、オファー承認のメリットや注意点を徹底解説します。


目次
少しでも気になるオファーは「とりあえず承認」がオススメ!

OfferBoxでオファーが届いたら、とりあえず承認するのがオススメです。
「そこまで興味がないのに、オファー承認するなんて失礼かな?」と思うかもしれませんが、「とりあえず承認」は企業側にも学生側にもメリットがあります。
企業側のメリット
- 承認さえしてもらえれば、面談などで直接企業の魅力を伝えられる
- 実際に学生と会って話すことで、就活生のニーズを知ることができる
(企業に求めること、就活で重視すること、自社の足りない部分など)
学生側のメリット
- 詳しい話を聞いてみたら、意外と自分にあう会社かもしれない
- 特別選考ルートにのれて、早期内定が目指せる
(内定が一つあれば、自信をもって他社の選考に臨める) - 「オファー承認数が多い、アクティブで優秀な学生」と思われ、他社からのオファーが増える

学生側の3つ目のメリットについてですが、OfferBoxのプロフィールでは、以下のように「オファー数」が公開されています。

参考:OfferBoxヘルプ(企業にはプロフィールの何が見えるのか)
オファー数が多ければ、積極的にオファーを受けているアクティブな学生、かつ他社もスカウトしている優秀な学生という印象を与えられます。
そのため、「オファー承認すればするほど、いろんな企業からオファーが届く」という好循環が生まれます。

オファー枠がいっぱいになったら、一度オファー承認したけれど選考を受けないことにした企業や、途中で選考辞退した企業など、不要になったオファーを都度「取り消し」すればOK。
「OfferBox経由の選考を同時期に15社以上受ける」なんてことは滅多にないと思うので、少しでも気になったオファーは積極的に承認しましょう。
参考:OfferBoxヘルプ(オファー枠がいっぱいになったら)
ちなみに私は人事をやっていたとき、OfferBox経由で約20名採用しました。
内定者はもともと他業界を志望していた人が多く、「社名は知っていたけれど、スカウトがきっかけで事業内容にも興味がわいた」とのことでした。
このように、最初は「とりあえず話だけでも聞いてみるか…」という状態だった方が、「選考を受けたい!入社したい!」となるケースはよくあります。
オファー承認後の面談で企業イメージがガラッと変わる可能性もあるので、ぜひ積極的にオファー承認してみてくださいね。
オファー承認後の流れ

オファー承認後の流れは上記の通りです。
常識的な企業なら、いきなり面接に案内することはほぼありません。
まずは面談や説明会に招待し、企業理解を深めてもらってから「選考を受けてみませんか?」と案内するケースがほとんどです。
初回の面談は人事による企業説明がメインとなるため、とくに準備することはありません。
ただ、事前に採用サイトなどを見ておき、当日聞きたいことをメモしておくと、より深い話ができて有意義な時間を過ごせるでしょう。

オファー承認メッセージの例文【コピペOK】

オファー承認時は、以下のようなメッセージを送りましょう。
人事は「YesかNoか知りたいだけ」なので、慎重になりすぎなくてOKです。
承認メッセージの例文
この度は、オファーしていただき誠にありがとうございます。
貴社の採用サイトを拝見し、大変魅力を感じました。
ぜひ一度、面談の機会をいただければと思いますので、差し支えなければ今後のスケジュール等をご教示いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
「企業に対する熱意や嬉しい気持ちを伝えたい!」と思った場合は、返信時より、その後の面談などで直接伝えるのがオススメ。
直接伝えた方が印象に残りやすいですし、返信対応は人事ではなく代行業者や準社員が行っている場合が多いからです。
もしオファー承認しない場合は、そのままスルーしてOK。お断りのメッセージを送る必要はありません。
オファー送信から3日経てば、自動でオファーが取り消される仕組みになっています。
2025年1月6日から仕様変更
オファーの自動取り消しは、7日後→3日後に行われるようになりました。
「保留」にした場合は、7日後に自動取り消しとなります。
オファー承認する際の注意点

オファー承認する際は、以下の3点に注意しましょう。
1.3日以内に返信しよう
オファーが届いたら3日以内に承認メッセージを送りましょう。
前述の通り、オファーをそのまま放置しておくと、3日後にはなかったことにされてしまいます。
「保留」を選択すれば7日後まで引き伸ばせますが、「保留理由」を記入しなければならないため、早めの決断がオススメです。

参考:OfferBoxヘルプ(オファーはいつまでに回答したらいいのか)
オファーは、一度承認してから取り消すことも可能です。
「やっぱり違うかも」「他社の選考に集中したい」などと考えが変わった場合は、以下のようなメッセージを送って丁寧にお断りしましょう。
オファー承認を取り消す際のメッセージ
先日はオファーいただき誠にありがとうございました。
大変身勝手なお願いで恐縮ですが、熟考の結果、オファー(or 今後の選考)を辞退させていただきたく存じます。大変申し訳ございません。
末筆ながら貴社の益々のご発展を心よりお祈りいたします。
一度オファー承認したからといって、必ず面談や選考に参加しなければいけないわけではありません。
気になるオファーは3日以内に「とりあえず承認」して、状況や気持ちが変わったら「取り消し」でもOKです。

2.オファー枠はこまめに整理しよう(最大15社まで)
冒頭で解説した通り、一度に受け取れるオファーは最大15社まで。
オファー枠がいっぱいだと、他の企業からのオファーを受け取れなくなってしまうため、不要になったオファーは都度「取り消し」しましょう。
「取り消し」していい企業
- 一度オファー承認したけれど、選考を受けないことにした企業
- 途中で選考辞退した企業
- 選考を受けた結果、不合格になった企業
※選考が進んでいる企業の「取り消し」は原則禁止です
3.選考を受ける場合は、しっかり対策してから臨もう
「オファー=内定確約」ではありません。
オファーはあくまで「うちの選考を受けてみませんか?」というお誘いです。
書類選考や1次面接が免除となるケースは多いですが、なにも対策しないで内定獲得できるわけではないため注意しましょう。

OfferBox経由でも、通常の選考でも、採用基準は同じです。
面談を通じて「選考を受けてみたい」「入社したい」と思ったら、通常の選考と同じようにしっかり対策してのぞみましょう。
まとめ:「とりあえず承認」が、運命の出会いになるかも?

OfferBoxでオファーが届いたら、とりあえず承認するのがオススメです。
「とりあえず」で承認するメリット
- 詳しい話を聞いてみたら、意外と自分にあう会社かもしれない
- 特別選考ルートにのれて、早期内定が目指せる
(内定が一つあれば、自信をもって他社の選考に臨める) - 「オファー承認数が多い、アクティブで優秀な学生」と思われ、他社からのオファーが増える
「とりあえず話だけでも聞いてみるか…」と思っていた会社が、後々の内定先や入社先になるかもしれません。
状況や気持ちが変わったら、一度承認したオファーも「取り消し」できるため、ぜひ気軽にオファーを受けてみてくださいね。
もし、「いまいちなオファーしかこない…」と悩んでいる場合は、他の逆求人サイトも併用してみるのがオススメです。
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本記事が少しでもお役に立てていれば幸いです。