面接の最後にある逆質問タイム。
質問に答えてもらった後、なんて返せばいいのか迷いますよね。
そこで本記事では、【日系大手企業の元人事＆国家資格キャリアコンサルタント】の筆者が、逆質問の締め方を徹底解説します。
逆質問の終わり方とポイント【例文あり】
逆質問の終わり方は、お礼と簡潔な感想を伝えるのがポイントです。
面接官が質問に答えてくれた後は、次のように返しましょう。
- ありがとうございます。今のお話を聞いて、ますます御社に入社したい気持ちが高まりました。
- ありがとうございます。今のお話を聞いて、◯◯事業の意義をより一層理解できました。
- ありがとうございます。◯◯について不安を感じていたのですが、今のお話を聞いて具体的に働くイメージができ安心しました。
「◯◯部門では△△のため▲▲を目指していることがわかり、〜〜と感じました。」など、面接官の回答を無理に要約しなくて大丈夫です。
円滑なコミュニケーションになりませんし、「話が長い」とマイナス評価されてしまう恐れがあります。
また万が一、要約内容がズレていたら「理解力が低い」と評価されてしまう恐れもあるでしょう。
無理な要約はリスキーなので、簡潔に返すことを心がけましょう。
「他に質問はありますか？」と言われたら
逆質問は、2〜3個ほど質問できるのが一般的です（グループ面接なら1人につき1個）。
もし質問したいことがすべて聞けた後、面接官から「他にありますか？」と言われたら次のように返しましょう。
- いえ、知りたかったことはすべて聞けましたので大丈夫です。丁寧にお答えいただきありがとうございました。
- いいえ、以上です。本日は貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。
ちなみに企業は次の意図で聞いているため、無理やり質問をしぼり出す必要はありません。
逆質問の場を設ける理由
・企業理解を深めてもらいたい
・志望度をチェックしたい
他に質問はありますか？の意図
・時間に余裕があるからまだ質問があれば答えたい
・学生の疑問や不安はすべて解消したい
・質問それだけ？
（1個しかしていない場合や、質問のレベルが低い場合）
まだ聞きたいことがあれば、もちろん質問を続けてかまいません。
ただ、トータルで3つ以上質問したい場合は「あと◯つ質問したいのですが、お時間は大丈夫でしょうか？」と聞いてから質問するようにしましょう。
逆質問の回答で「なんか違うな…」と感じたら
その場では「参考になった」とお礼を伝えたものの、面接官の回答内容によっては「この企業とはあわないかも…」「逆に志望度が下がった」となるケースもあるでしょう。
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まとめ
逆質問は、お礼と簡潔な感想を伝えて締めくくるのがポイントです。
「他に質問はありますか？」と言われても、無理やりしぼり出す必要はないため、ぜひ今回紹介した例文を使って返してみてください。
もし逆質問の回答で「この企業とはあわないな…」と感じたら、価値観で企業とマッチングできる「キャリアチケットスカウト」に登録するのがオススメです。
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