今後の選考に響きそうだから、失礼のないようにしたい…。
「OfferBox」や「キミスカ」など、逆求人サイト経由で企業からスカウトがきた場合、どのように返信したらいいか悩みますよね。
そこで本記事では、実際に逆求人サイトを使って就活生へオファーを送っていた元人事の筆者が、スカウトの返信テンプレートをご用意しました。
「スカウトを受ける場合」と「スカウトを断る場合」にわけて計5つの例文をご紹介しますので、ぜひコピペして使ってみてください。
・「スカウトを受ける場合」の返信テンプレート
・「スカウトを断る場合」の返信テンプレート
・実際にスカウトを送っていた人事の本音
目次
スカウトを受ける場合の返信テンプレート
スカウトを受ける場合は、以下の3パターンのテンプレートを活用してみてください。
1.面談に招待された場合
2.選考に招待された場合
3.質問がある場合
例文1.面談に招待された場合
この度は、スカウトのご連絡をいただき誠にありがとうございます。
貴社の採用サイトを拝見し、非常に魅力を感じました。
ぜひ一度、面談の機会をいただければと思いますので、差し支えなければ今後のスケジュール等をご教示いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
例文2.選考に招待された場合
この度は、スカウトのご連絡をいただき誠にありがとうございます。
貴社の事業内容を拝見し、大変魅力を感じました。
ぜひ選考に参加させていただければと思います。
差し支えなければ、今後のスケジュール等をご教示いただけますでしょうか。
何卒よろしくお願いいたします。
例文3.質問がある場合
この度は、スカウトのご連絡をいただき誠にありがとうございます。
貴社の企業理念に大変共感し、とても魅力を感じました。
ぜひ選考に参加したいと考えているのですが、一点質問がございます。
私は関東エリアでの勤務を希望しているのですが、貴社では転勤や他エリアでの勤務となる可能性もあるのでしょうか。
お手数ではございますが、ご返信いただけますと幸いです。
返信のポイント
スカウトを受ける場合、「返信のマナーってあるのかな…?」と不安に感じたり、「企業に悪い印象を与えないようにしないと…!」と気負ってしまったりするかもしれません。
しかし実際は、「YESかNOか知りたいだけ」というのが人事の本音です。返信内容がその後の選考に影響することはありません。
そのため、細かい文章表現は気にしなくてOK。「面談や選考に参加したい」という意思が伝われば問題ありません。
スカウトを断る場合の返信テンプレート
スカウトを断りたい場合は、基本的に返信しなくてOKです。
「返信せずに放置しておくのが心苦しい…」という人のみ、次の2パターンのテンプレートを使ってみてください。
1.辞退理由は言わずに断る
2.他の選考を優先して断る
例文1.辞退理由は言わずに断る
この度は、スカウトのご連絡をいただき誠にありがとうございます。
大変魅力的なオファーではあったのですが、熟考の結果、辞退させていただきたく存じます。大変申し訳ございません。
末筆ですが、貴社の益々のご発展を心よりお祈りいたします。
例文2.他の選考を優先して断る
この度は、スカウトのご連絡をいただき誠にありがとうございます。
大変申し訳ございませんが、現在選考中の企業が複数あるため、今回はスカウトを辞退させていただきたく存じます。大変申し訳ございません。
末筆ですが、貴社の益々のご発展を心よりお祈りいたします。
返信のポイント
先ほど説明した通り、スカウトを断りたい場合は基本的に返信しなくてOKです。
スカウトの返信期限が過ぎれば、自動的に辞退の旨が企業側へ伝わる仕組みになっているので、放置して問題ありません。
まとめ:チャット上でのやりとりなら気軽に返信してOK
スカウトを受ける場合はテンプレートを活用して簡潔に返信、スカウトを断りたい場合は返信しなくてOKです。
就活サイト上のチャットであれば、メールや手紙のようにマナーを気にする必要はありません。ぜひ今回のテンプレートを活用して、気軽に返信してみましょう。
「あんまりいいオファーがこない…」「もっとたくさんスカウトされたい!」という場合は、他の逆求人サイトにも登録してみるのがオススメです。
逆求人サイトはそれぞれ利用企業が異なるため、複数サイトに登録すれば、より多くの企業に自分のプロフィールを見てもらえます。
オススメの逆求人サイト7選はこちらで紹介していますので、ぜひあわせてご確認ください。