

OfferBox(オファーボックス)のプロフィール項目の一つである「自分を象徴する画像」は、自己PRやガクチカに関する写真がベスト。
もし理想的な写真がなくても、「とりあえず」で設定しておけば、プロフィールが上位表示され、オファーの可能性が高まります。
「設定しないと絶対スカウトされない」というわけではありませんが、OfferBoxを最大限に活用するためには、何かしらの写真を設定しておくのがオススメ。
本記事では、実際にOfferBoxを使って新卒採用していた元人事が、画像選定のポイント・OfferBoxの仕組み・企業側の視点を徹底解説します。


目次
「自分を象徴する画像」は、自己PRにつながる写真がベスト!

OfferBoxのプロフィール項目の一つである「自分を象徴する画像」は、自己PRやガクチカに関する写真がベストです。
部活動・ゼミ・アルバイトなど、自分が一番輝いている写真や、一所懸命なにかに取り組んでいる写真を載せることで、自分の強みや実績の説得力が増します。
自分の強みは、プロフィール欄の「自己PR」や「過去のエピソード」にて文章で伝えることもできますが、写真も載せることでよりイメージしやすく、人事の印象に残りやすくなります。
OfferBoxを利用している学生は約24万人いるため、多くの企業の目にとまり、オファーを受け取るためには、写真による視覚的な差別化が必須。
自分の魅力が伝わる写真を用意し、その写真を説明するコメント(140字以内)も必ず記入しましょう。
自分を象徴する画像・コメントの例
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テニス部で県大会に出場したときの写真です。大学1年生のときから、レギュラーメンバーを目指して毎日1時間自主練習を行い、動画撮影によってフォームの改善に努めてきました。その結果、大学2年生の秋からレギュラーメンバーに昇格し、最後の県大会ではベスト16という成績をおさめられました。(139字)

いい写真がなくても「とりあえず」で設定しよう

OfferBoxは、プロフィール入力率が高い人ほど上位表示される仕組みになっているため、「自分を象徴する画像」を設定するだけで企業の目にとまりやすくなります。
そのため、「理想的な写真がないから」と設定しないままでいるのはもったいない!
「とりあえず」の写真でいいので、自分の魅力が伝わりそうな写真を載せてみましょう。

ちなみに、私がオススメする写真は以下の通り。
- 部活動・ゼミ・アルバイトの写真
取り組み姿勢・役割・成果を伝え、主体性や課題解決力をアピール
- 趣味・特技・資格に関する写真
取り組もうと思ったきっかけや目標を伝え、向上心をアピール
- 友人と一緒に写っている写真
複数名で何かに取り組んだ経験を伝え、協調性や働きかけ力をアピール
「自分を象徴する画像」は、プロフィール写真のように顔がはっきりと写っていなくても大丈夫。
なんなら、自分が写っていない「モノ」や「風景」の写真でもOKです。
たとえば、資格取得のための参考書や、部活動での表彰状の写真を載せれば、自分の努力や成果をアピールできます。
ボランティア活動した地域の風景を載せ、コメントに活動内容を記入すれば、行動力の高さを伝えることもできるでしょう。

自分の強み・経験・興味が伝わる画像ならなんでもOK!
「写真によって何を伝えたいか」「相手にどんな印象を与えたいか」を考えて選ぶのがポイントです。
マイナスな印象さえ与えなければOK!【人事の本音】

ここまで色々と解説してきましたが、正直なところ、「自分を象徴する画像」はマイナスな印象さえ与えなければOKです。
なぜなら、スカウトする企業側は自己PR・過去のエピソード・適性診断の結果をもっとも重視し、「自分を象徴する画像」は補足程度に見ているからです。
「自分を象徴する画像」を設定すれば、プロフィールが上位表示され、視覚的効果で人事の目にとまりやすくなることは間違いありませんが、正直なところ、「自分を象徴する画像」だけで「オファーしよう!」と思うことはありません。
ただその一方で、「自分を象徴する画像」を見て、「オファーしないでおこう…」と思ったことは何回かあります。
スカウトする側の企業風土にもよりますが、私の場合、以下のような画像を載せていた人はオファーを見送りました…。
- 羽目を外しすぎている飲み会の様子
- 肌の露出が多い写真(ボディビルなどの競技ならもちろんOK!)
- 散らかっている部屋が写り込んでいる

飲酒・喫煙・ギャンブル・夜職・過度に肌を露出している写真は、基本的に避けた方が無難です。
「自分を象徴する画像」が逆効果にならないよう、適切な写真を選びましょう。
「自分を象徴する画像」を設定しないとスカウトされない?

「自分を象徴する画像」を設定していなくても、スカウトはきます。
実際に私も、「自分を象徴する画像」を設定していない学生に何回かオファーを送った経験があります。
「自分を象徴する画像」を設定すれば、プロフィールが上位表示される&視覚的効果で人事の目にとまりやすくなるため、オファー率が高まることは間違いありません。
ただ前述の通り、下手な写真を載せると逆効果になる恐れがあるため、どうしても適切な写真が用意できない場合は無理に設定しなくてもいいと思います。
その代わり、企業側が重視している「自己PR」と「過去のエピソード」は気合いを入れて書きましょう!
文章力でアピールするか、それとも写真で視覚的にアピールするか、あなたのやりやすい方でプロフィールを仕上げてみてください。

「自分を象徴する画像」でよくある質問

最後に、「自分を象徴する画像」でよくある質問に答えていきます。
1.写真は誰に見られる?
「自分を象徴する画像」を含む、OfferBoxのプロフィール情報を見られるのは、企業アカウントをもっている人事だけ。
他の就活生に見られたり、一般公開されたりすることはありせん。
また、プロフィールを閲覧できる企業側も、オファーが承認されるまでは、その学生の氏名がわからない仕組みになっています。

企業からの見え方(氏名は公開されていない)
そのため、名前と写真によって個人を特定されたり、不特定多数の企業に個人情報がわたったりする恐れはありません。
安心してプロフィール入力してくださいね。

2.幼少期〜高校時代の写真でもいい?
「昔の写真を使ってアピールしたいこと」があるならOKです。
実際、高校時代の部活動の写真を載せて、練習内容や大会での成果をアピールしている人はたくさんいました。
また、「5歳からずっとバレエをしています!」と実績や継続力をアピールしていた人も。
自己PRにつながる写真なら、時期や年齢は問いません。

3.写真はAI加工してもいい?
「写真を見やすくするための加工ならOK、嘘をつくための加工はNG」というのが私の見解です。
最近のAI技術はすごいですが、あまりに不自然な仕上がりだと、本人に対する信用度も下がってしまいます。
OKな加工
・明るさ調整
・写り込みを消すための加工(背景除去やモザイク)
NGな加工
・外見をよく見せるための不自然な加工
・AI生成(0から1をつくる、雰囲気を大きく変える)
企業側は、容姿よりも写真から伝わってくる雰囲気や人柄を重視します。
過度な加工はせず、自然な写真を載せましょう。
まとめ:「どんな人だと思われたいか」を考えて設定しよう!

「自分を象徴する画像」のポイントをまとめると以下の通り。
- 自己PRやガクチカに関する写真がベスト
自分の強みや実績の説得力が増す
- 写真を説明するコメントも必ず記入する
- いい写真がなくても「とりあえず」で設定しておく
プロフィールが上位表示され、人事の目にとまりやすくなる
- 自分が写っていない「モノ」や「風景」の写真でもOK
- マイナスな印象を与えかねない写真は避ける
OfferBoxの仕組みと企業側の視点を押さえ、自分の強みをアピールできる写真や、好印象を与えられる写真を設定しましょう!
あなたの就活が上手くいきますように。
本記事が少しでもお役に立てていれば幸いです。