就活でアピールできる強みを見つけるなら、全世界で3,000万人以上が利用している「ストレングス・ファインダー」がオススメです。
有料の適性検査だからこそ精度が高く、自分では見つけられなかった意外な強みを見つけられます。
本記事では、【日系大手メーカーの元人事&国家資格キャリアコンサルタント】の筆者が、ストレングス・ファインダーの概要や実際にやってみた結果をご紹介します。
・自分の長所や短所が知りたい人
・自己PRの内容がありきたりになってしまう人
・無料の適性診断では満足できなかった人
目次
ストレングス・ファインダーとは?
「ストレングス・ファインダー」とは、アメリカのギャラップ社によって開発された才能発見ツールです。
全世界で3,000万人以上が利用しており、就職・転職活動や、企業の組織編成において多くの人から支持されています。
問題は全177問(所要時間35分)で、選択形式。
質問に答えていくことで、以下の「34の資質」の中から自分の強みTOP5が明らかになります。
34の資質
アレンジ/ 運命思考/ 回復志向/ 学習欲/ 活発性/ 共感性/ 競争性/ 規律性/ 原点思考/ 公平性/ 個別化/ コミュニケーション/ 最上志向/ 自我/ 自己確信/ 社交性/ 収集心/ 指令性/ 慎重さ/ 信念/ 親密性/ 成長促進/ 責任感/ 戦略性/ 達成欲/ 着想/ 調和性/ 適応性/ 内省/ 分析思考/ 包含/ ポジティブ/ 未来志向/ 目標志向
ストレングス・ファインダーのやり方
「ストレングス・ファインダー」はこちらの本を購入し、付属のアクセスコードから受験するのがオススメです。
- 本を購入
- 本の最終ページにあるとじ込みを開封
- とじ込みに記載されているURL&アクセスコードを入力
- 画面にしたがってアカウント作成&受験
なお、アクセスコードを使用できるのは1回のみ。
中古本ではなく、必ず新品の本を購入してください。
ストレングス・ファインダーをやってみた結果と感想
34の資質のうち、私の強みTOP5は達成欲・目標志向・最上志向・親密性・内省でした。
結果の詳細は長くなるので割愛しますが、診断を受けた私の感想をまとめると…
・予想外の結果が出たものの、言われてみれば当てはまる資質ばかり。自分では見つけられなかった意外な強み・才能を発見できた!
・就活やこれからの社会人生活で重要な、やりがいを感じる仕事・強みの活かし方・強みがマイナスに働く場面がわかった。
・仕事やプライベートにおける対人関係の傾向もわかるため、人間関係を円滑にするコツも知れた。
・これまで自分は計画性のある人間だと思っていたが、実は「目標達成が好きなだけで、プランニングはむしろ下手」ということに気づけた。
・アメリカ発のツールのため日本語訳は少しわかりにくいが、値段以上の価値は感じられた。
それぞれの資質について、Webテスト上にも本にも詳しい解説がのっています。
世界中で人気&有料なだけあって、無料の適性検査とは比べものにならない質の高さでした。
「これまで受けた適性診断はイマイチだった」という方も、ストレングス・ファインダーならきっと満足でき、新たな発見が得られるでしょう。
就活への活かし方|自己PRを書くときのポイント
最後に、ストレングス・ファインダーを就活で活かすときのポイントをご紹介します。
1.強みを裏付けるエピソードを探す
2.短所もあわせて確認する
3.「求める人物像」に近い強みをアピールする
それぞれ詳しく解説していきます。
1.強みを裏付けるエピソードを探す
就活で自己PRや長所を聞かれた際、診断結果をそのまま伝えるのはNG。
強みを裏付ける具体的なエピソードが必要です。
そのため、ストレングス・ファインダーで自分の強みTOP5がわかったら、強みが発揮された経験はないか、過去を振り返ってみましょう。
・部活動、サークル活動
・アルバイト
・学業、研究、ゼミ活動
・インターンシップ
・ボランティア活動
・趣味、特技、資格 など
本の解説では、同じ強みをもつ人がどんな場面でどんな行動をしがちか、具体的な活躍エピソードがのっています。
そのため解説を読んでいくうちに、「私もそういえばあのとき…」と強みが発揮されたエピソードや場面を自然に思い出せるでしょう。
2.短所もあわせて確認する
ストレングス・ファインダーは、強みがマイナスに働く場面もわかるのが特徴です。
そのため、ESや面接でよく聞かれる「あなたの短所はなんですか?」の対策ができます。
さらに本の解説には、短所をカバーするための行動アイディアものっています。
「短所+短所との向き合い方」をセットで答えられれば、ESや面接で高評価が狙えます。
3.「求める人物像」に近い強みをアピールする
就活は、企業との相性がカギです。
あなたの強みを評価する企業もあれば、評価しない企業もあります。
そのため、自分にあう企業かどうか判断したり、ESや面接でアピールする強みを考えるときは、各社の「求める人物像」をチェックしましょう。
求める人物像とは
その企業で高く評価される人材。「こんな人に内定出しますよ」という意味。
各社の採用サイトに載っているので要チェック!
たとえば、「チャレンジ精神のある人」を求めている企業に対して、責任感や協調性をアピールしても高評価にはつながりません。
求める人物像によせて嘘の自己PRをする必要はありませんが、A社では◯◯、B社では△△など、求める人物像にあわせてアピールする強みを変えるのがオススメです。
また、「求める人物像とマッチしないこと」は、不採用となる要因の一つです。
不採用になってしまう人の特徴は以下の記事で解説していますので、ぜひあわせてチェックしてみてください。
▶︎不採用の理由5パターン|お祈りの原因を知って次の選考に活かそう
「深く正しい自己理解」が就活を成功に導く
ストレングス・ファインダーなら、自分の長所・短所・向いている仕事など、就活するうえで重要なことがわかり、自己理解を深められます。
有料ではありますが、きっと値段以上の価値を感じられるはず。
「自分の長所・短所がわからない」「自分に自信がない」という方は、ぜひこの機会に試してみてください。
あなたの就活が上手くいきますように。
本記事が少しでもお役に立てていれば幸いです。